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ウィルスはどう変化する

ウィルスは感染力を強め、弱毒化する

何だかんだ言われていますね。感染力が強まった、毒性は弱まった、強まった、分からない。。。。

1.ウィルスは生命か?

ウィルスは生命ではないと言う人もますが、自己保存と種族保存をしている限り、生命として話を続けます。
この定義でいうと、ロボットも自分を自分で修理して、新しいロボットを自分で作れるならロボットも生命化していくと考えています。

ウィルスは、自分だけでは生きていけないと言う人もいますが、そんなことは言えば人間だって、自分だけでは生きていけません。
仲間が必要と言う意味でも他の生物を食べなければ生きていけないと言う意味でもです。
ウィルスは、生命でないどころかすべての生命の大先輩かも知れません。

2.ウィルスの戦略

イ.感染力を強める
もちろん、ウィルスがある種の意思を持って進化しているわけではありません。
単純であるがゆえに常に変化(突然変異)を繰り返しています。
その結果感染力が強いものが生き残る。
至極自然の事です。

ロ.毒性を弱める
これもウィルスが意思を持って変化しているわけではありません。
毒性の強いウィルスは宿主である人間を殺してしまいます。
そしてそのウィルスは自身も生き延びていけません。
毒性の強いウィルスはそもそも失敗作です。

強毒性のエボラ出血熱などは、宿主を殺してしまいますので、爆発的に増えることはありません。
アフリカの貧しい国なので他に感染させないわけではありません。
そもそもそういうものです。

たった、これだけのことです。
これが自然の摂理です。
ずっと人間とウィルスは、時々パンデミックを起こしつつも共存してきたのです。
でなければ、人類は絶滅しています。

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